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市長

卒業式や創立記念など大きな式典ともなると、自治体のトップ、市長などが祝辞を述べにやってくることがあります。
同じ日に数か所を掛け持ちということも少なくなく、短時間で退席することがほとんですが、あの原稿を書いているのは、ほとんどが本人ではありません。
大半が、秘書が書いたものを読み上げているだけです。

例えば、秋葉原通で有名な麻生太郎首相も、問題発生後に記者にコメントを求められたときには、政策担当者かだれかが作った例文を参考にしています。

ちなみに、厚生労働省の元次官夫婦が殺され、別の元次官の妻が怪我をしたニュースのときは、
「ケガをされた方には大変…で」とすべきところを「カイガをされた方には…」と、漢字を読み間違えてコメントしていました。
これはちょっと「ご愛嬌」と笑って済まされない事案でしたが、発言がどんな影響を与えるかわからないトップというのは、常に言葉に気をつけなければならないので当然といえば当然です。
にもかかわらず、スピーチの上手な人は本人らしさを演出できます。

コツは、原稿を一読して、どんなコメントが求められているのか、原稿が言おうとしていることはなんなのか、を把握し、自分の言葉に置き換えることです。
いまだに人気を誇る小泉純一郎元首相にしても、東国原宮崎県知事にしても、空気が読めるからこそスピーチが上手なんです。

祝辞やスピーチ、人前で話す機会は多々ありますが、例えば自分で書いた原稿でもただ読み上げるのではなく、原稿は何を伝えたかったのかを話すための土台ぐらいに考えて、自分の言葉で話すようにすると上達しますよ。